塾の方針
透明水彩絵具を使って塗ることを基本にしています。
色の塗り方や、描き方は手法やジャンルがいろいろあって正解はありません。
基本的には、楽しければそれで良いのですが、どの方法が正しいのか、色の出し方、塗り方が判らず、どうすれば良いのか悩んでいる人も多いと思います。
私の塾では、デッサンは何とか描けても、色を塗るとどうも・・・?という人に「色をしっかり塗る」ということを重点に教えています。
つまり、「淡彩スケッチ」というジャンルではなく、水彩で「絵画」を描くことにシフトしています。
教室では、小物や花等の質感も表現できるようにしっかりと塗ってもらっています。大きな絵や風景画を描く時にも基本となる塗り方だからです。
彩色の仕方:教材を参考に塗る
各モチーフに、ステップ毎に色を塗る手順の教材あり、それを参考に塗ってもらいます。
・りんご、洋ナシ
ステップ(1)
少し色目に注意しながら、全体的に薄く大まかに塗る。
ステップ(2)
陰影を考慮しながら、更に塗り重ねていく。りんごは線の方向に塗る。洋ナシは下部の陰影を意識する。
ステップ(3)
細部を良く見て、茎なども描いて行く。
ステップ(4)
斑点、ハイライト、影を描いて完成!
・バイキング人形
ステップ(1)
木部は薄く全体的に何度も塗る。その他の部分もベタッと塗らないようにする。
ステップ(2)
陰影、全体のコントラスト考慮しながら、更に塗り重ねていく。木目も描き込んでいく。綿の部分はモコモコ感を出す。
ステップ(3)
毛ははえている方向に注意して丹念に何度も塗る。目は白い部分を塗ってから黒目を入れる。ハイライトを入れて完成!
・いちご置物
ステップ(1)
いちご、花、葉をしかっり区別して塗る。
ステップ(2)
それぞれの色を重ねて色を置いていく。
ステップ(3)
コントラスト、色目に注意して、ハイライト、濃淡を付けて完成!
・瓶、パン、トマト
ステップ(1)
ステップ(2)
ステップ(3)
・ビー玉
・ドライヤー
・博多人形
・水タバコ器
奈良町の骨董屋さんの棚の後ろで演奏ができず、寂しそうにしていたジャズトリオを発見しました。
いかにも楽しそうで、今にもジャズが溢れてきそうです。衝動的に買ってしまいました。